令和元年10月1日「都民の日」にちなんで、
『都鳥』の木玩をつくりました。
この『都鳥』とは「ゆりかもめ」のことで、
ゆりかもめは、“都の鳥”となっています。
ちなみに都の花は、ソメイヨシノで、
都の木は、イチョウです。
47都道府県それぞれで決まっています。
ゆりかもめは、古典文学の中で“都鳥”の名で登場していて、
葛飾北斎が描いていたり、
都鳥の張り子玩具などもあったりもしました。
今回は由来書に“シリアルナン羽ー”を。
全部で20羽です。
20羽に違いはありませんが‥‥。
違いがあるとすれば、
都鳥の脚になっていた占いですね!
おススメの名所、20羽すべて違う場所。
秋のお出かけ日和にぜひ。
台に書いてあるのは“都”の昔の文字です。
焼きで書きました。
初バーニング!!!
令和元年でキリもいいし、
東京都に住んでるし、
都鳥の文化的要素を絡めつつ、
記念的な意味を持たせた木玩にしました。
この都鳥木玩は、毎年続けていきたいと計画中でございます。
さいごに、めちゃややこしい話をします!
この“ミヤコドリ”、
実は“ミヤコドリ”という名前の鳥がいるんです。
ミヤコドリ科の“ミヤコドリ”です。
ゆりかもめは、カモメ科で通称“ミヤコドリ”。
2羽は別物です。
でも、古典で登場する“都鳥”は“ゆりかもめ”。
さらにややこしいのが、
その古典の中で登場する“都鳥”が、
いわゆる“ゆりかもめ”であったり、
ミヤコドリ科の“ミヤコドリ”であったりもします。
そこに加えて、都の鳥&臨海線は“ゆりかもめ”。
わかります???
この都鳥ややこしや案件を考察している文献がいくつかあって、
この手の謎は、解き明かしたい欲をそそられる人が、いつの時代にもいるもんだなーと。
そういうところも、また面白い。
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